Blog

Blog

創造の始まりであるラスコーの洞窟の絵と、今の絵画の状況の違いを考えてみました。

紀元前15000年位前の昔、絵を描くことが必須条件ではなかったのに、なぜ人はラスコーの洞窟に絵を描いたのでしょうか?現在、私達は忙しくしている日常の中で、どうして絵を描きたいと思うのでしょうか?現在のクリエイターの在り方を考えてみようと思...
Blog

何のためにその行為をしているのでしょうか?なぜそのテーマなのでしょうか?

現在、私はよくこういう事を考えています。なぜその行動をしているのか?この人の達成したい事は何だろう?と考えます。また、なぜこの人はこのテーマで作品を作るのだろうと。絵を鑑賞する時は、作者の根っこの部分を観察してしまいます。また、一度観て良...
Blog

イメージはどこから来るのでしょうか?

            赤い色を見た時に、なぜ人によって持つイメージが違うのでしょうか?その持ったイメージは一体どこからくるのでしょうか?私は絵を描いているので、良く「イメージ」という言語を使いますが、一体イメージとは何なのでしょう...
Blog

和紙染めから、浮かび上がるモチーフを描きました。

今回は和紙をたくさん染めて、そこから出て来るイメージを作品にしました。私は階層のあるマチエールが好きなので、紙から作り込む作品はとても興味深いです。しかし、ともすると和紙が美しいので、工芸作品になり、和紙に引っ張られてしまう可能性がありま...
Blog

「胡粉」について調べてみました。

今回は「胡粉」について調べてみました。私の名前の中に「胡」といういう漢字があるので、なんだか親しみを覚えています。 「胡」の文字には、溜まりや北方民族などの、異邦人感があります。 「胡」という文字は「牛の頷垂(がんする)なり」...
Blog

和紙の種類について調べてみました。

私は、日本画を描く上で、和紙に大変お世話になっています。今回はその和紙について、あまりにも知らない事が多いので、日本画材料学で学んだ事を中心にまとめてみます。私は徳島県出身なので、有名な阿波紙もあり、文化と自然と美しい水がある所には、和紙...
Blog

胡・Hu

昨年の秋に、和紙で揉み紙を作り、眺めていたら、銀箔を貼りたくなり、その上に、 水の溜まりと睡蓮を描きました。 私の名前の「胡」には、溜まりという意味もあり、溜まる所の水、湖、池のイメージです。 眺めては、絵と対話して、実...
Blog

不屈の浮世絵師「葛飾北斎」について

葛飾北斎について考察してみました。画歴70年90歳まで創作への興味が枯れることなく、勝川春朗、俵屋宗理、北斎辰政、葛飾北斎と名前を変え、93回住居を変えながら、写実派、琳派、読本挿絵、絵手本、錦絵、肉筆画とスタイルを変化させながら、派閥に囚われる事なく制作を続け、門下生に派閥と言う強制力を敷かない自由さがあります。
Blog

葉脈を陰陽五行説の色彩で表現してみました。

葉脈を陰陽五行説の色彩で表現してみました。陰陽五行説の色彩は青・赤・黄・白・黒の5色の色相対比で出来ています。寺院の祝祭にも、5色の幕がかけられています。日本では、都市造営から年間行事まで浸透しています。中国や朝鮮から入って来た五行思想にヒントを得て、植物の葉脈にこの色を入れ込み、生命の流れを日本画で制作してみました。
Blog

ネーミングストーリーの絵を描いてみませんか?

あなたのお名前は、何というお名前ですか? 私達には名前が付いていますね。普段何気なく使っている名前ですが、歴史があります。 今、最前線に生きていますが、背後には様々なご先祖様がいらっしゃいます。 結婚をして名字が変わった...