どうして絵を描くのでしょうか?

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こんにちは!新型コロナウィルスの自粛の日々が延々続いていますが、いかがお過ごしですか?

こんな移動しずらい今だからこそ、表現をしたくなります。

しかし、なぜ人は絵を描きたいと思うのでしょうか?どうして絵を描くのでしょうか?

一緒に考えてみましょう。

人はなぜ絵を描くのでしょうか?

その1 気晴らし、発散

これは言葉にもならない、わ~と押し寄せて来る思いを吐き出す事です。

その2 抑圧された情動の解放、心の浄化

絵を描く事で自分を浄化させる事です。

その3 美しさを求める

「美」と言う美しい物を表現したい欲求は、人として内在しているのではないでしょうか?

その4 伝えるため

広告で使用するイラストや、古代から存在する壁画などです。

その5 秘密の部屋の要素・癒し

理想に向かう事や自分の癒やしのためです。

その6 有名になりたい

自己顕示欲から出て来たもの

と言う6つの要素を考えてみました。

人は何かに刺激を受けて、反応をして、残したいと思う欲求がある

人は文化の中で生きています。その何かが人を刺激して、作りあげたい。

という感情が沸いて出て来て形になり、世界に産み出され、

評価されたらそれが良い絵となります。

また、評価されないでいると、埋れてしまうという、

氷山の一角にある様な物が制作物の様に思います。

私は、「源氏物語絵巻」と「信貴山縁起絵巻」の勉強をして感じたことは、

時代によってうねりがあり、時代から産み来される感情や時代性をいかに冷静に、

熱く的確に表現するか。と言う技術がとても必要だと思いました。

表現物があるので、昔の時代を理解することができますが、

もし、絵も文字もなかったら、理解が出来なかったと思うと、

絵と文字が存在するという時代背景は、当たり前の様で、

実はとても、レベルの高い文化そのものだと思います。

私も毎日、何げなく過ごしていますが、このブログを残す事で、

小さな文化をお伝えできれば思います。流されてしまわない事が非常に大切だと思います。

文化とはもともと力の弱い、流されやすいものなので、

人が集まり文化に広がりを持たせる事で、大きなうねりになると思います。

平安時代に、今のアニメーションに匹敵する様な絵巻が出来上がっていたのです。

平安時代の人のレベルの高さに感嘆します。

皆さんも、お時間があったら、今一度「絵巻」をご覧ください。

絵を描くと言うことは、0から1を作りあげる事

描きたいと思ったら、「テーマ」を決め、どの様にしたら人に的確に伝わるか?を考察し、

クロッキー(速描)をして、全体を掴んで行き、デッサンに落とし込み(素描)、

タブロー(作品)にして行きます。

脳内が全て絵に出てしまうので怖い事ですが、たくさんクロッキーをすることで、

自分は何に興味を持っているか?

何に惹かれているか?

どういう事を面白いと思えるか?

という自己鍛錬になるので、世の中を複雑に考察する事が出来る様になって来るのではないでしょうか?

絵を描いていない時も、クロッキーを描いている様な感覚で、

世の中を眺めて、画家の視点を持って生活をすることは楽しいことです。

心の逃げ場を絵を描くと言う事で用意する

自分の人生は、自ら決断して自分で人生をハンドリングしています。

そのはずなのに、他人の人生を生きていると思ったり、息苦しいと思った時に

我に返って美しいものを見ながら、無心に絵を描いてみたら良いと思います。

苦しい事があるから描く。それは心の逃げ場としてとても大事な要素ですね。

不安に苛まれそうになったら、綺麗な色鉛筆セットを出して来て、綺麗に塗り不安を退治する。

そう言う効果もありますね。

絵を描きながら、自分の世界を大事にする

そして、お気に入りの絵が描けたら、ちょっと良い額に入れて大事に飾って欲しいと思います。

あなたから出た、あなたにしか描けない立派な作品だからです。誰かに媚びるわけでもない。

誰かのためではない、まずはあなたの大切な物だから大事にして欲しいと思います。

日によってリビングの絵を変えてみる。気分を変える。

そんな上質な日常を手に入れてみませんか?            (伴大納言絵巻・模写作品)