「キライキライも好きのうち」

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こんにちは~!

春もたけなわ。草花が勢いよく咲き乱れる季節になって来ましたね。

今回は、季節の衣替えをしながら、ふっと考えた事をブログにしてみました。

好き!嫌い!の境界線は曖昧ではないでしょうか?

家の中にある溢れる洋服を整理していたら、同じような洋服がたくさん出て来ます。ほぼ好きな洋服しかないのですが、好きだったはずなのに、嫌だな〜と思う物が出て来る事に気がつきました。

なんで、こんな物を置いていたんだろう~?と自分を疑いたくなります。その時は好きだと思っていたのに、今は嫌いになっているのです。

好き!嫌い!の境界線は曖昧なんだなぁ。と思いました。

好きと嫌いは、脳の中では似た働きがあります。

脳科学では、好きと嫌いは、脳の中では似た働きがあり、感性が刺激された結果であり、方向が違うだけだそうです。

好きの反対は、無関心・どうでもいい・目に入らないです。

無関心が好きでたまらないに転じることはありませんが、嫌いが好きに転じることはありますよね。

感性には、好きか?嫌いか?どうでも良いか?の3パターンになるようです。

感性を刺激しない、退屈な物の量産をしたくない。

私は絵を描いているので、みんなに好かれるだけの物を作っていると、感性を刺激しないどうでもいい、退屈な物の量産になってしまうのではないか?と思いました。

作品はその人の頭の中や感性の結晶だからです。「私はこれだ!作りたい~!」と湧き出た思いで制作しないと、お土産物屋さんの様な絵になってしまいますね。

結局は能動的に「何がしたの~?」です。

嫌いだな~。と感じるものは、自分の感性が刺激されているから

表現を見つつ、嫌だな~。と感じるものには、自分の感性が刺激されているからだという事に気が付き人が必要としている感性をキャッチしつつ、嫌われることを恐れず、嫌いの周辺にはたくさんの好きがある事に気付く事が、世界を広げる一歩である。と思います。

クリエイターは、自分のニーズと求められているニーズの狭間で、創造的に制作して行く、終わりのない自問自答の表現です。

「嫌い」を考察する事は、興味や好きが影に隠れているかもしれないので、自分の中に取り入れてみると面白いです。

「嫌い」を毛嫌いせず一度受け止め、自分の何が反応しているのか?を知ること。それは世界を広げることに繋がりそうです。